ホーエ・タウエルンの氷河の水を集めたカプルーナー・アッヘが谷へと流れ下るところで、川は何千年もかけて野生の渓谷を刻みました ― ジクムント・トゥン渓谷(Sigmund-Thun-Klamm)です。巧みに架けられた木の遊歩道と橋を伝って、小道は轟く自然のスペクタクルの真ん中へと続きます ― カプルーンのすぐそばにある、暑い夏の日に心地よい涼をもたらす目的地です。
木の遊歩道で渓谷を抜けて
全長約320メートル、深さ30メートル超の道が岩壁に沿って曲がりくねります。特別に造られた木の道と橋が泡立つ水の上を渡り、通り抜けにはおよそ30分の純粋な歩行時間を見ておきましょう。いたるところで水が轟き、しぶき、きらめきます ― すべての感覚に訴える体験です。
歴史ある渓谷
すでに1893年、渓谷はニコラウス・ガスナーの計画に基づいて公開され、ザルツブルク州知事ジクムント・グラフ・フォン・トゥンにちなんで名づけられました。1938年に遊歩道が放棄された後、木の渓谷道は1990年代初頭に忠実に再建されました。
上部のクラム湖
渓谷の上の出口では、のどかなクラム湖(Klammsee)が待っています。ゆったりした周回路、クナイプ施設、遊び場、そして居心地のよいクラムゼーシュテューベルが、この貯水湖を休憩に最適な場所にします ― 水面と周囲の山々の眺めとともに。
家族みんなの体験
ジクムント・トゥン渓谷は家族に人気の目的地です。子どもたちは水の力に驚き、道は徒歩で無理なく歩けます。ただし木の階段があるため、渓谷はベビーカーや車いすには向いていません。
雰囲気あるイベント
夏には特別なイベントが渓谷を魔法の舞台に変えます。情緒ある照明の「クラムリヒター」(Klammlichter)、朝の「クラム朝食」(Klammfrühstück)、そして「水の幻想の夜」(Sagenhafte Nacht des Wassers)が、渓谷をまったく新しい光の中で見せてくれます。
訪問のヒント
- 通常5月から10月まで開いています。
- 丈夫で滑りにくい靴を ― 遊歩道は湿っていることがあります。
- 真夏でも薄手の上着を持参しましょう。渓谷の中は涼しいです。
- カプルーンから数分で行け、遊歩道が入口まで直接続きます。
暖かい日のさらなるアイデアは、夏のツェル・アム・ゼーのガイドでご覧ください。